荻窪の歯医者|にしざわ歯科

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定期健診の重要性

歯原性菌血症をご存知でしょうか?
歯石除去や抜歯などの歯科治療で歯肉から出血すると、口腔内の歯周病菌等が血管内に入り込む現象です。
しかしこれは日常的ではないので、問題になりません。むしろ、歯周病で歯磨き時や咀嚼時の出血で起こる歯原性菌血症の方が、長期にわたって継続すると体内に様々な障害を起こす原因となります。
超高齢社会で健康寿命が重要な現代、アルツハイマー病が問題視されていますが、歯周病菌の分解物や変換酵素がアルツハイマー病で亡くなった患者さんの脳内髄液の中から検出されて、これが脳内の慢性炎症を引き起こしアルツハイマー病の発症と関連するのではないかといわれています。
また国立長寿医療研究センターの研究では、歯周病の治療をするとアルツハイマー病の進行を遅らせることができるといっています。
歯周病はサイレントディジースと言われており、進行に自覚症状がないことが少なくありません。健康を維持するためにも、定期的な歯科健診は必要ですね。

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〒167-0051
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